駆け引き

酷い人

主が夜明けに放った精を 拭かず来いとは酷い人

 嫉妬も快楽の種にしてしまうというか、相手を辱めることで自分の愛を表現するというのは危うい愛情表現ですが、それを悦ぶ女性が存在するのも事実です。

 その意味では、自分だけのものにするのは元より無理な婚外恋愛。いっそ、愛しい人を共有しているという異常な状況まで楽しんでしまおうということでしょうか。

 しかし、独占を望むのが恋です。恋愛としては、大いに自己矛盾を含んだ形だといえます。

夜だけ淑女

昼は娼婦で夜だけ淑女 知らぬ亭主の高いびき

 「昼間は淑女、夜は娼婦の如く」が男にとっての理想だという言葉がありますが、これはそれと逆のパターンでしょうか。

 娼婦のように乱れてくれていると思っていた妻が、実は昼間には他の男の前でもっと淫らになっていた。これは誰しもショックでしょう。

 しかし、娼婦はプロですから、決して本気にはならないもの。そういう奉仕を望むのも、少し的外れな気もします。