欲望

二本挿し

膣で旦那を締めつけ尻を振りて夢見る二本挿し

 騎乗位で旦那のものを受け入れ、ダイナミックに尻をグラインドさせる。感じている風を装いながら、その内心は冷めている人妻。

 物足りなさを押し隠すために、つい先日の逢瀬でした肛交を思い出してみる。あの時は、彼の大きなモノをお尻の穴に受け入れ、それだけで逝かされてしまったけど、前も一緒にされたら想像すると何倍も感じてしまった。

 直腸をえぐるあの感覚を思い出すと、二本挿しを妄想してしまう。それが前の締まりを強めて、旦那はすぐに射精してしまうけど。

性の亡者

初手は純でもまぐわううちに性の亡者に成り下がる

 亡者とは、goo国語辞書によれば「金銭や色欲などの執念にとりつかれている人」のことです。この歌では、色欲の虜という意味合いですね。

 性行為は義理でする分には中毒にはなりえませんが、喜びを生むツボを押さえて何度も繰り返せば、内容がエスカレートするに伴って、快感も倍加してゆくものです。

 自分でも気づかないうちに、男も女も下劣な品性に堕ちてゆく。恋愛としての成立要件を欠いている婚外恋愛ゆえに、性の泥沼の底は知れません。

情事を待つ

幻の竿を女陰に食い締めながら またの情事を待つ妻女

 通常の都々逸は七七七五ですが、先頭に五をつけた五七七七五を「五字冠り」と呼びます。この歌はその形です。

 前回の逢引で味わいつくした男根の感触を膣で思い出しつつ、次に逢えるまでの日々を健気に過ごす人妻。

 夫との営みと、恋人とのまぐわいはまるで別物。婚外恋愛に身をやつす人妻は、やはり寂しいのだと思います。